45歳にしてテンパり方のお作法を学ぶ。

本日はなかなか、テンパった一日でございます(現在進行形)。あれもこれもやらねばならんことがあって意識があっちに向かったりこっちに向かったりしてとっ散らかり、焦りが募って結果、生産性が落ちる。私、脳のキャパが少ないせいか、要領が悪いせいか、割とすぐにそんなモードに陥るのです。そんなテンパりモードに向き合うお作法のお話です。
原っぱ大学 ガクチョー ツカコシ 2024.03.26
誰でも

本日はなかなか、テンパった一日でございます(現在進行形)。あれもこれもやらねばならんことがあって意識があっちに向かったりこっちに向かったりしてとっ散らかり、焦りが募って結果、生産性が落ちる。私、脳のキャパが少ないせいか、要領が悪いせいか、割とすぐにそんなモードに陥るのです。そんなテンパりモードに向き合うお作法のお話です。

「テンパる」とは:

俗に、気持ちに余裕がなくなること、焦りや不安で満ちた気分になること、いっぱいいっぱいになること、などを意味する表現。語源については「短気」「癇癪」などを意味する英語「temper」に由来するという見解や、マージャン用語でアガリの一歩手前の状態を指す「聴牌」(テンパイ)に由来するという見方など、諸説ある。
weblio辞典 https://www.weblio.jp/content/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%8B

なかなか端的に表してくれております。

テンパっているぜなう、な私の状況をお伝えします。

ワタクシ、毎週火曜日にこのメルマガを投稿すると1年前に決めました。これは自慢ですが、1回も欠かさずに火曜日に投稿してきました。しかしながら、私のどうにもならないパターンで投稿当日にならないと書く内容が定まりません。これが火曜日に私が毎度、追い詰められる一番の要因…(事前に考えておけばいいのにできない…)。

パッと書くことが浮かぶときはいいのですが、そうでないときは時間ばかり経ってどこにもたどり着かない。最近のバロメーターとして夕飯前に書くことが定まっていないとかなりテンパりスイッチが高まります(今日はそのパターンでした)。

そして、明日から、春休みの子どもたちとの3泊4日サバイバルキャンプなのですが、自分の荷造りを一切していない…。まあ自分の荷物だからサイアク、何とかするのですが。

その他に書かねばならぬ文章があといくつか、やらねばならぬ事務作業がいくつか。

プライベートでは今日はワタシがご飯をつくらねばいかん日で夕ご飯を作り、雨が降っているので家族を駅に迎えに行きつつ、合間に打ち合わせと春休みの「放課後サボール」に来てくれた子らの送迎が入る…。

忙しいアピールです!そして全力で家事やっているアピールです!

しかし、「余を復権しよう」を事業ミッションとしている会社の代表として忙しさに負けてテンパるのは如何なものかと…。

でもまあ、割としょっちゅうなのであります。特にメルマガの火曜日はよくテンパるのであります。テンパりが日常化した結果、清く正しいテンパりのお作法がだんだんクリアになってきました。同じテンパるでもこのお作法に則ればテンパりに負けないのであります。

お作法その①割とベストを尽くした結果だと自らをねぎらう
タスクや締め切りが重なってカツカツになることはどうしたって起きるのです。そんなときに一番危険なのが自分の力不足を責めること。自分がダメだからこの状況に陥っていると自己嫌悪に陥ること。こうなっちゃうと、私の場合、身体が固くなってパフォーマンスが低下する&最終的に今陥っている状況に愚痴がでる。良いことなし。でも冷静に自分の行動をみると、割と精一杯やった結果だったり、他者のために動いた結果だったり。もちろん、改善点はあれど、自分を責める必要など一切なし。よくやっているぜ、自分。

お作法その②同じようにベストを尽くしている仲間を思う
テンパりモードの時は概して、視野がせまくなっているのです。そんなときは決して自分だけではないことに思いを馳せる。今日であれば、明日からのキャンプの準備だったり、雨の中、春休み中の子どもたちを集めての放課後サボールの運営だったり、裏側の見えない作業も含めて、目いっぱい仕事に向き合ってくれている仲間がいることに思いを馳せること。それぞれが全力疾走してくれているから、事故なく仕事が進んでいるという事実があるのです。そのことを思って、一呼吸すると、力が湧いてくるから不思議。テンパってる場合ではないのだ。

お作法その③時に何かを諦める
「諦める」というと少し違うかもしれません。制約条件のなかでできることを考える。やることをとらえなおしてみる。改めて、なんのためにやるんだっけ?というところに立ち返ってからゴール設定を修正してみる。そんな風にしてゴールをとらえ直すと、当初の想定を超えたアウトプットにたどり着けたりするのです。制約バンザイ!

お作法その④「横やり」にイライラしないで気持ちを向ける
そうやってカツカツにテンパっているときに限って「横やり」が結構入ります。計画が崩れます。想定していた作業時間がなくなります。誰かに相談されたり、小さなトラブルが起きたり、突然、時間競合が増える。そんなときにいちいち心乱れていたのがこれまでのワタクシです。テンパり方のお作法を学んだ身としては、そんな「横やり」は起きるべくして起きたことだと理解し、「横やり」に全力で意識を向ける。集中する。そうすると案外、簡単に解決するものだったりします。

お作法その⑤最終的には道が開けると信じる
読んで字のごとく。何とかなると信じて何とかする。さすれば道は開けるのでございます。

ふむ。こうしてまとめてみると大したことを書いてないかもしれません。テンパるシチュエーションはいつでもどこでもやってくると知っておくこと。そのときに飲み込まれないこと。飲み込まれたときの自分の癖を知って、ちょっとした俯瞰した目線で自分を見つめて冷静でいること。

ワタクシ、もうじき46歳ですが、そんなお作法を改めて確認した、テンパりモードの夜でした。

写真と本文はたぶん、あまり関係ありません。

写真と本文はたぶん、あまり関係ありません。

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