立ち止まれ、自分。

驚くべきことに、2026年の5月の中旬に差し掛かっております…。この事実に皆さん、おののきませんか?私は震えております。ついさっきまでお正月だったのに・・・。地球の自転か高速化したか、あるいは時間泥棒に時間を盗まれたか・・・。
塚越暁 2026.05.12
誰でも

驚くべきことに、2026年の5月の中旬に差し掛かっております…。この事実に皆さん、おののきませんか?私は震えております。ついさっきまでお正月だったのに・・・。地球の自転か高速化したか、あるいは時間泥棒に時間を盗まれたか・・・。

毎週火曜日に書くと決めているこのコラム。気づくとまた火曜日がやってきて、書いたばかりなのに…、となる。

超高速で火曜日がやってくる。

決して毎日が同じわけでもないし、単調なわけでもないのに何だか知らんけど、あっという間に時間が流れていく・・・。私だけの感覚なのか、世の中の多くの皆さんと共有している感覚なのか分からんけど…。ちょっとこれまでにない感じなのですよ、2026年。

どうやらその要因のひとつがAI。

ワタクシ、今年の年初に業務フローにAIを全面的に取り入れ、アップデートを続けてきました。かなり効率よく定型業務を回せるようになったし、様々な業務を並列で進められるようになっているのだけど…。まるで仕事が減らない。というかむしろ圧倒的に増えている。

できることが広がった分、気づくことが増えるし、AIで省力化した分、空いたスペースに次のやることが入ってくる。これはおそらく、私だけではなくて、AIを使っている多くの方が実感していることのようです。AIを活用して自分の時間を作ってのんびりする想定だったのに…。

AIを動かすにしても思考は必要。そして、並列処理が進むからあちこちいろんなことに意識を向けられる。そうしているうちに時間が流れていく。隙間で思いついたやりたいことにも手が動かせちゃう。締め切りギリギリでやばい、となってもAIがあればなんとかセーフとなったりする…。

そして、AI時代だからこそ人と会うことやリアルな場が大事だと、アクションが増えてますます隙間がなくなる…。

私の会社、HARAPPA株式会社のミッションは「余の復権」なのですが、気づいたら「余」がなくなっておりました。

AI以前も「余」がなくなることは多々ありました(むしろしょっちゅう)。そんなときは文字通り、タスクに忙殺され、前後が見えなくなり溺れそうになるのが常でした。AIのサポートがある2026年はそれとは違う。

タスクの海であっぷあっぷするような感覚はあまりなくて…。どちらかというと高速道路をアクセルべた踏みで走り続けている感じ。めまぐるしく景色が流れていく。細かなあれこれを気にする前にびゅーんと過ぎて行ってしまう。AI時代ならではなのかもしれない。

と、ここまで書いて思った。
立ち止まれ、自分。
神は細部に宿るんだ。景色を後ろに流している場合ではない。

意図的に、思い切りスピードダウンをさせて、余白を作ってのんびりするんだ。
書きながら、深呼吸をしてみる。すー、はー。すー、はー。
お、不思議と少し落ち着いた。

さあ、皆さんもご一緒に。すー、はー。すー、はー。

物理的に業務を減らさなくても、「休暇」をまとまって取らなくても、スピードを落とすと自分に言い聞かせて、一呼吸置く。深呼吸をする。そういうことがきっと大事なんだ。

でもやはりそれだけじゃ足りない。半日でもいいから、ゆっくりオフをとって、PCを開かず、サーフィンにもいかない。のんびり好きな本を開いて、ごろごろする。これをやろう。

超高速で過ぎゆく2026年をスローダウンさせるんだ。周囲の景色をじっくり味わおうぜ。

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