AIエージェントを作ってみる。目指せ未来の百姓。

週火曜日に約2年間、出し続けてきたメルマガ。本日は火曜日中に間に合わないかもの危機です。ただいま火曜日の21時6分。いま、文章を書き始めたばかり。ひやひやするぜ。その理由は…、ワタクシ、自立型のAIを生み出すことにどっぷり格闘中だったからなのであります(ちなみにワタクシど文系、コードは書けません)。
原っぱ大学 ガクチョー ツカコシ 2025.02.11
誰でも

週火曜日に約2年間、出し続けてきたメルマガ。本日は火曜日中に間に合わないかもの危機です。ただいま火曜日の21時6分。いま、文章を書き始めたばかり。ひやひやするぜ。その理由は…、ワタクシ、自立型のAIを生み出すことにどっぷり格闘中だったからなのであります(ちなみにワタクシど文系、コードは書けません)。

そう、ワタクシのただいまの興味は思いっきりAIでござんす。

先日、原っぱ大学のオンライン対談で株式会社イー・エージェンシーの甲斐真樹さんと「AIの最新事情と野遊びの可能性を面白がる」というタイトルでお話させていただいたのですが、これがもう、最高に面白かったのです。甲斐さんとの対話のログをChat GPTに要約してもらったらこんな感じになりました。ちょっと長いけど掲載します。

太字はワタクシがポイントだと思うところであります。

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この対談では、AIの進化とそれがもたらす社会の変化について、原っぱ大学の塚越氏と株式会社イー・エージェンシーの甲斐真樹氏が議論しました。

主なポイント:

1. AIの進化とインターネットの歴史 甲斐氏は1995年に日本初の検索エンジンサービスを立ち上げた経験を持ち、インターネットの発展を見てきました。現在はAIが社会に与える影響に注目し、AIの可能性について探求しています。

2. AIの進化のスピードと影響 AIは単なる便利なツールではなく、人間の知性を超えつつあるテクノロジーであり、明治維新のような社会の変革を引き起こす可能性があります。2025年には自律型AI(エージェント型AI)が普及し、仕事のあり方を大きく変えると予測されています。

3. 仕事の未来とAIとの共存 短期的には、ルーティン業務やアシスタント業務がAIに代替される可能性が高いですが、AIは「指示されなければ動かない」ため、人間が創造的な指示を出す役割がより重要になります。また、単純な「賢さ」はAIが担う時代になり、人間の価値は「好奇心」や「感性」にシフトしていくと考えられます。

4. 人間らしさの重要性 AI時代において重要なのは、単なる知的労働ではなく、「人間らしさ」「好奇心」「感性」など、AIが苦手とする分野です。特に「誰かの笑顔のために何かをする」という姿勢が、AI時代の働き方で求められるようになるでしょう。

5. 新しい社会のあり方と希望 AIによって仕事が効率化されることで、労働時間が短縮される可能性があります。その結果、「8時間働かないといけない」という価値観が変わり、自由な時間を使って社会課題の解決や新しい活動に取り組むことができるようになります。

6. AIと人間の関係:ドラえもんのような存在へ 甲斐氏は、AIは「ターミネーター型」ではなく、「ドラえもん型」になると予想。AIは悟りを開き、人間を支援する存在として発展していくと考えています。 結論: AI時代の社会では、単に「賢さ」ではなく、「何をしたいか」「どう生きたいか」という価値観が重要になります。個人としては、「好きなこと × 誰かの笑顔」を軸に生きることが、AIと共存する未来において鍵となるでしょう。

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※甲斐さん曰く、こちらAIによる容赦のない要約。行間とか空気感とかそういうのは全部置いておいてポイントを徹底的に絞って文字化してくれています。情報としてはある意味、カンペキ。

甲斐さんのnoteはこの文脈の記事がたくさんでオススメです!

いろいろと衝撃な対談でございました。ただ単に検索エンジンが生成AIに置き換わるとかそういう話ではなくて、今起きているのは産業革命。しかも、「賢さ」がコモディティ化する時代ですと。蒸気機関車が発明されたときに、走ることや馬に乗れることの意味が変わったように、今の時代の僕らの大きな指標の「賢さ」がだれでも手にできるものになる、そんな時代が今ですって。

視点によっては怖さもあるけど、どちらかというと私のなかにあるのはワクワク。「好きなこと×誰かの笑顔」を軸に生きられる時代がくるぜ!ワタクシの苦手なあれやこれやはきっとAIエージェントが助けてくれるであろう。「たすけーてーーー、ドラえもーーーん!」。ふふふ、のび太の時代がやってくる。

そんなわけで、甲斐さんとお話して以来、アタクシはAIエージェントだ、Web3.0だ、ブロックチェーンだなんだかんだという未来のお話をあっちにフラフラ、こっちにフラフラ記事を読んだりポッドキャストを聞いたりしてきたのであります。

で、やはりAIエージェントの世界がすごいんであります。何がすごいかってAIが本当に、勝手に動き出しているんです。Chat GPTをはじめとした生成AIは人間と対話することで何らかの回答をくれるという仕様に対して自立型のAIエージェントは目的に向かって文字通り、自立的に勝手に動いてくれるんだとか。

この方のまとめがすごくわかりやすいです…↓

※このふぁむさんのnoteのAIエージェント解説シリーズおすすめです!

ふぁむさんの記事によると…。LUNA という自立型AIと、別の自立型AIがツイッターの世界で交流して、LUNAが別のAIにイラストを描くように依頼して、相手のAIはイラストを納品、その成果に対してLUNAはブロックチェーンを利用して1ドル相当の暗号通貨を支払ったんですって。すごくないですか!?AI同士の商取引!去年の12月のできごと。

ちなみにLUNAはツイッターのフォロワー10万人という目標に向かって投稿をしてファンと交流したり、歌を作ったり、バイトしたりを勝手にどんどんやっているそう。すごすぎる。

そしてさらにさらに、すごいことがLUNAやSTIXを動かしているフレームワークは世の中に公開されていて、それを使えばワタクシのようなど素人でも自分でAIエージェントを作ってみられるという。どれだけ未来が目の前にあるんだ…。

そんなわけでワタクシ、目下のところ、昨日より映画「マトリックス」のネオよろしく文字だらけの真っ黒な画面とにらめっこです。elizaというフレームワークが簡単にAIエージェントを作れるとのことでひたすら黒い画面を眺めております。

親切にもこの開発者の方がコードを全くかけなくてもAIエージェントをつくれるよ、ちゃんとおしえてあげるから、と1時間半のyoutube 動画を公開してくれています。なんなんでしょう、この最先端のエンジニアの人たちの心の広さ、共創の精神。

もちろんワタクシは何が書いてあるかちんぷんかんぷんです。youtubeを繰り返しみながら、我らがchatGPTさんを横に開いて、アドバイスをいちいちもらいながら少しずつ前に進んでいるのであります。エラーが出続けるのだけど、エラーが出るたびにそのエラーの文字をGPTさんに投げ込むと繰り返し繰り返し優しく教えてくれるんです。超基本的なことで、意味不明な質問にも「ググレカス」など言わず、丁寧にやさしく教えてくれます。

本当はこの記事の公開までにワタクシのAIエージェントを世の中に送り出したかったのですが、そんなに甘くなく、ひたすらエラーが繰り返されるばかり…。なのですが、コードを書けない&野山を走り回ることが生業のワタクシが、AIを先生に、新しいAIを生み出そうと苦闘しているなんて、未来すぎません?

そういえばワタクシ、小さいころロボットを作る人になりたかったことがありまして。社会人になってからロボットクリエイターなる人々が世の中にいっぱい出てきたときに、「あああ、その道があったか!」と悔しい思いをした記憶があります。でもいま、夢に近づいた、かな。2025年すげーぜ。

たぶんやっぱり確信的に。自然の中で遊ぶこととデジタルのなかで遊ぶことは決して対立するものではない。どちらも知って、ワクワクして、失敗して、イライラして、でもちょっと前に進んで…、そんな感覚から楽しさが、未来が広がっていくのだと思うのであります。

そうそう、先の対談の中で甲斐さんがおっしゃってました。AIが進化するなかで機能として、専門職としての「職業」はどんどんなくなっていくだろう、と。でも「好きなこと × 誰かの笑顔」を軸に、自分の出来ることややりたいこと、やれることを組み合わせていくこと、そうすれば人間にしかできないことはいくらでもあるし、「仕事」は決してなくならない。仕事がなくなるということは人間社会の課題が亡くなった状態なわけで、そんな時代はまあ当分やってこないからと。

苦手だから、触ったことがないから「やらない」と決めちゃうのはもったいない世の中がやってきたのでありますな。未来バンザイ!目指せ未来の百姓!

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